きとうむらブログ

こんにちは。山のコンビニ・きとうむらのブログページへようこそ。地域の98%が森林の里に誕生した日本最僻地のエコロジーショップから、田舎の最新情報を発信します!
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13の月 
 13の月というのをご存知でしょうか。現在使われている太陽暦とは異なるもので、月の周期を基にして1年間を13ヶ月に分けた暦です。ただ、東洋の太陰暦と呼ばれるものとも異なり、その思想がマヤ文明にあるため別名マヤ暦とも呼ばれています。この暦においては一月28日が基準となり、1年を通じ余る1日は「時間をはずした日」としてカウントしません。マヤ暦において時間をはずした日は7月25日で、太陽暦の大晦日に当ります。そして翌7月26日が新年に当ります。満月のその夜、私はこの地球に生まれた生命と、それを望む月との関係に思いをはせながら、新たな年が平和で穏やかでありますようにと祈りたい気持ちになりました。

 マヤ暦の28日周期は月だけでなく女性の月経周期ともリンクしており、生命のバイオリズムとも深く関係しています。潮の満ち引きや植物の成長はもちろんのこと、それほどまでに生命が月の影響を受けているのだと気づかせてくれるこの暦に触れ、太陽暦であわただしくスケジュール管理された時間から少し離れ、自然に還った気がします。経済を含めこの社会システムは男性が主導的な立場にあり、強いもの大きなものが求められる中で繰り広げられる戦争や環境破壊。もはやその先に未来はないと思えるにもかかわらず、なかなか軌道修正できないこの世界の流れを変えるのは、地球や月と生態的にシンクロする女性の感性ではないかと思います。

 話は変わりますが、アメリカのナチュラルプロダクト・エキスポ参加のために乗った飛行機内で、「2012年」という映画を見ました。この映画はマヤ暦の終末である2012年に世界が滅ぶというパニック映画です。確かにマヤ暦によると2012年にその暦は終わり、新たな世界が訪れるという予言めいたことが語り継がれています。映画ではハイテクな巨大ノアの箱舟によって、選ばれた人や動物だけが生き残るという絶望的な内容でしたが、なんだかそれもこの時代の延長線上でしかなく、男社会のネガティブな夢物語。結局1999年の時と同じで、パニック映画で興行成績を上げようという映画産業の戦略でしかありません。

 ただ、飽和した世界経済や止まらない環境破壊、各地で起こる自然災害と現実逃避する若者の増加などなど、マヤ暦にかかわらず時代は今ターニングポイントに差し掛かっていることだけは確かです。それはパニック映画のような世界の破滅ではなく、既存の価値観が崩れ、新たな価値観が生まれるポイントとなのだと私は思います。そして、そんな時代の転換期において13の月に象徴されるスピリチュアルな女性の感性が鍵を握っていると思います。それは単に女性だけはでなく、男性の中にある女性的感性も含めてではないでしょうか。

ひのゆうさく
こだわり
今日、実に2年ぶりに紅茶用の茶摘みをした。

こちらに来て間もない頃 移住者仲間と一緒に作った紅茶が
予想をはるかに超える美味しさだったんで、毎年作ろうね〜
なんて言ってそれっきりだったのでとても楽しい時間だった。

これから葉っぱをしおらせる「萎調(いちょう)」という工程のあと、
揉む→発酵→乾燥で紅茶が出来上がる。

2年前に作った紅茶は 「完全手揉み」にこだわった。
手揉みはかなりの時間と体力を要するが 整った設備がないことと
手揉みがぜったい美味しいに決まっている!という思いから
コツコツ作って 県内の手作り市で木頭の紅茶としてデビューさせた。

・・・が、大きな問題が一つあった。

それは 完全手作業ゆえ、値段を付けるとなるとめちゃくちゃ高価に
なってしまったことである。
とても普段使いにできるものではない。
それでも、本当に紅茶好きな人に買ってもらえればいいやと少々強気な
値段を付けて販売した。

売れ行きは、ぼちぼち。

売っておきながら、この値段にしてはよく売れてるほうやん!
なんて思っている。

そして3年目の今年。

軸となって紅茶作りと販売をしている友達が 手揉みの工程を
フードプロセッサーでやってみた。
これが結構イケるらしい。
今まで1時間かかっていた作業が

「ガーーーーッ」

である。なんと素晴らしいことか。
これだと値段も大幅に下げることができそうだ。

作詞家の松本隆さんが何かの雑誌で
「昔、はっぴいえんどというバンドをやり始めた頃は
僕たちの音楽はわかる人にだけわかればいい。
と思って曲作りをしてたけど、それは違うなと。
やっぱり売れないと好きな音楽もやっていけない。」
というようなことを言っていた。

こだわり貫いた理想のモノ作りを徹底してやりたい気持ちも
あるけれど、どこかで折り合いをつけなければいけないのもまた事実。
どこに重点を置くか、が決まればあとは頭を柔らかくして
作ることの楽しみの部分も大切にしたい。

だから、明日は迷わずフードプロセッサーで

「ガーーーーーッ」

である。



* とも *
虫送り
久しぶりの青空です。

それでもこの季節にしては
朝晩寒いくらいで
過ごしやすいのですが、
本当に夏は来るのだろうかと
心配になったりします。

毎朝、国道沿いの店のシャッターを開けるときに
よくクワガタがぽとりと落ちてきて、
びっくりしてもがもがもがいています。
今朝も見つけて、道路向こうの山の方に
そっと置いてやりました。

普通の白いシャッターなのですが、
なぜかクワガタやカブトムシが集まるスポットのようです。
寒いけれど、虫たちは夏の到来にはやはり敏感ですね。

そしてもうすぐ「虫送り」の季節です。
田畑の病害虫を笹で下流から追ってきて
峠を越し、
高知は香美市・土佐山田の神母の木の池に封じ込むというならわしが
じいちゃんばあちゃんたちの時代には
受け継がれていたそうです。

簡略化されてはいますが、
今もなお、この季節には
虫を里芋などの葉にくるんで笹にぶら下げ、
ご祈祷してもらう風習が残されています。

自給自足の時代、
虫害や天候に収穫を左右されることが
どれほど自分たちの暮らしに影響を与えるか
推して知るべしですね。

今年もどうかどの地域も
農作物に被害なく、
地球のすべての恵みが均等に配分され、
飢えや貧困が少しでも改善されるよう
願ってやみません。

ぽん





政治と宗教の壁
 前回のきとうむら通信に、保坂のぶとさんを応援するビラを入れたことに対して、特定の候補者もしくは政党を会社として応援するということは問題であると、数名の方から注意されました。また、会社が管理する名簿を使って送付する通信に、個人のメッセージを入れることは独裁的な行為にあたるとお叱りを受けました。

 今回の件で不愉快な思いをさせてしまった皆様には、心からお詫びいたします。皆様の個々の政治的な立場の違いは当然のことであり、尊重こそすれ否定するものではありません。通信をお送りしている皆様に保坂さんのことを知ってもらいたいという思いだけで、他意はございません。

 きとうむらは会社としてこれまでも、地元の選挙はもちろんのこと、参院比例区選挙においても、特定の候補者を応援してきました。民主党の環境派の立候補者や、緑の会議から出馬した前社長である藤田さんなど、政党はまちまちですが、きとうむらとかかわりのある方を応援する姿勢には変わりありません。ただ、そういった姿勢が企業としてマイナスになるということであるなら、それは考え直さなくてはいけないのだろうとも感じています。

 そして、それはきっと宗教でも同じかもしれないとも思いました。そういう意味で、ダライ・ラマ法王の来日講話のチラシに対して、異教徒として不愉快な思いをされた方もいるのではないかと危惧しています。

 ただ、マスメディアが一方的に流す情報には偏りがあり、草の根の情報を伝えようとする手段には限りがあります。特に政治と宗教については半ばタブー視されており、オープンな意見交換の場があまりにもありません。政治にも宗教にも「対立」という構造がある限り、企業や個人が立場を明確にすることは、経済上の敵を作ることにもなりかねないからです。

 今回、ダライ・ラマ法王の講話の中に「異なる宗教や思想でもそれは尊敬すべきもの」という話に触れ、この内容に共鳴しました。この考え方が広がっていけば、政治や宗教の壁は低くなり、対立は調和となり、自由に互いの思想や意見を表明でき、それを否定することのない社会になるのではないでしょうか。

ひのゆうさく
愛・ターン
きとうむらでパンの製造・販売が始まって1年が過ぎ、

村内にもだいぶん浸透してきたようで 日替わりパンなど

楽しみに来店される方も増えて来ました。


お店にとって売り上げアップ♪というのは喜ばしい

ことですがもうひとつ私にとって嬉しいこと、

それは顔見知りの村内の方が増えるということです。


自分の住んでいるエリア以外の方とはなかなか話す

機会も少なく、身内や友人が誰一人居ないところに来た

Iターン者の私には これはとても重要なこと。

こちらに来たばっかりの頃、引越しの荷物やらなんやかんやが

落ち着いたある雨の日、子どもたちが学校へ行ってしまって

一人になった時 ふと寂しくなって泣いていたこともありました。


自分で選んだ道だから、と あまり弱音を吐かずに過ごして

いましたが きとうむらで働きだして愚痴でも何でも話せる職場の

仲間もできて、今ではすっかり居心地のいいポジションに身を

置いています。


田舎暮らし、やりたいことは木頭の山ほどあるけれど。


今はもっぱら 人の繋がりを楽しんでいます。




* くにもと ともこ *





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